里親様へ④~「終生飼育で」
お家の猫を、ある日突然外に放り出して、生きていけると思いますか?
答えは、ほぼNOです。
「ほぼ」というのは、すぐに死んでしまうんじゃないから。
探した事のないエサを探し
地域の野良猫に苛められ
車に跳ねられそうになり
病気になるか
怪我をするか
それとも空腹でか
たぶん半年くらいは苦しみながら彷徨って
もしかしたら、生き抜くかもしれない。
もしかしたら、保護されるかもしれない。
でも、大抵はそう長くは無いと思います。
一度家猫になってしまうと、野良猫には簡単に戻れません。
私達が保護した子も同じ。
野生から切り離して猫生を変えた私達には、保護猫に対して、家猫として幸せな猫生を全うさせてあげる責任を負っています。
ですから、里親様にもお願いしたいのです。
「この子を終生可愛がって下さい」と。
猫の寿命は、大体20年と言われています。
猫1匹を飼育する年間の費用は
大体12~15万円。病気になれば、更に医療費もかかります。
15万円を20年です。
費用も手間もかかります。
本当に20年という長い間、家族として共に生きていけますか?
正式譲渡の際には、医療費の一部として譲渡金15000円~/匹(※猫の状態により変動)のお支払いをお願いしています。
猫にとって、貴方が全てなのです。
ペットショップで買った子であれ、保護猫の里親であれ、それは変わりません。
「命を預かる」その責任の重さは、途中で投げ出せない事を、お伝えしておきたいと思います。
最後に↓↓↓↓↓
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